ジャズが4勝2敗でサンダーを撃破 西地区準決勝でロケッツと対決

2018年04月28日 15:39

バスケット

ジャズが4勝2敗でサンダーを撃破 西地区準決勝でロケッツと対決
38得点をマークしたジャズのミッチェル(AP) Photo By AP
 NBA西地区全体5位のジャズは地元ソルトレイクシティーで4位サンダーを96―91(前半41―41)で振り切って4勝2敗。新人シューティング・ガード、ドノバン・ミッチェル(21)が40分出場してこのシリーズで自身最多となる38得点をたたき出し、チームは2年連続で1回戦を突破した。
 第5戦まで平均16・8得点、8・6リバウンド、7・8アシストをマークしていたポイントガードのリッキー・ルビオ(27)は第1Qに左太腿の肉離れでダウン。司令塔を欠く試合となったが、ミッチェルの活躍と、17分の出場ながら11得点を稼いだ控えガードのアレック・バークス(26)らの奮闘でルビオの穴を埋めた。

 サンダーは第5戦で45得点をマークしたラッセル・ウエストブルック(29)が44分で46得点と10リバウンド、5アシストを稼ぎ、いったん13点差に開いたあと残り1分28秒に1点差まで詰め寄ったが善戦もここまで。第5戦で34得点を記録していたポール・ジョージ(27)は放った16本のフィールドゴール(FG)のうち2本しか決めることができず、わずか5得点に終わった。

 開幕前に新ビッグ3の1人として注目されたカーメロ・アンソニー(33)も7得点止まり。昨オフの大型補強は功を奏さないままシーズンにピリオドを打った。

 なお西地区はこれで今季の4強が決定。準決勝シリーズは1位ロケッツ対5位ジャズ、2位ウォリアーズ対6位ペリカンズの顔合わせとなった。

 ジャズは今季ロケッツに対して4戦全敗。11点差が2回、あとは21点差と27点差で敗れるなど勝機をまったく築けない試合が続いているだけに、29日(日本時間30日)に敵地ヒューストンで始まるプレーオフでの対決が注目されるところだ。

 <チーム記録>

 ▼FG成功率=ジャズ(45・7%)、サンダー(39・8%)

 ▼3点シュート成功率=ジャズ(38・5%)、サンダー(29・4%)

 ▼FT成功率=ジャズ(52・2%)、サンダー(53・8%)

 ▼リバウンド=ジャズ(40)、サンダー(50)

 ▼アシスト=ジャズ(16)、サンダー(20)

 ▼ターンオーバー=ジャズ(13)、サンダー(13)

 ▼速攻ポイント=ジャズ(8)、サンダー(13)

 ▼ペイント内ポイント=ジャズ(46)、サンダー(38)

 ◆ベンチスコア=ジャズ(21)、サンダー(12)

 <個人記録>

 ▼チーム最多得点=ミッチェル(ジャズ=38)、ウエストブルック(サンダー=46)

 ▼チーム最多リバウンド=ゴベール(ジャズ=13)、アダムス(サンダー=15)

 ▼チーム最多アシスト=イングルス(ジャズ=5)、ジョージ(サンダー=8)

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