規律委「QBつぶせ」認識の乖離はない 内田氏らは会見で「ウソ」発言に「信用性ない」
2018年05月29日 22:05
アメフト
「思い切りプレーする、激しく行うのはコンタクトスポーツなら当然。それを3年生のレギュラー格の選手、しかも全日本に選抜されている当該選手にわざわざ指示したのは不自然。思い切り当たるのが当然のアメリカンフットボールにおいて、他校の友達だからといってタックルやブロックを手加減したりはしません。思い切り行け、激しくぶつかれという当然の指示するだけなら、相手QBと友達か?などと尋ねる必要はありません。友達を相手にさすがにここまではできないということをさせようとしたからこそ、井上コーチはそう尋ねてしまったと考えるのが自然。QBをつぶせという指示には、友達にはとてもできないことをしてこい、つまり文字通りつぶしてこい、ケガをさせてしまえという意図が込められていた。認識の乖離など、そこには存在しない」と根拠を示した。
また、内田前監督は規律委員会の調査に対し、インカム(ヘッドホン)を落として反則プレーを見ていなかったとする主張についても、落としたとするインカムを拾う行為が映像で認められなかったため「当該選手の最初の反則行為を見ていなかったとする内田氏の供述は虚偽」と判断。「内田氏の発言は、自身の関与に関するものについては、おおよそすべてに信用性がないと規律委員会は判断します」と断罪した。
報道陣からの「連盟の判断として、内田前監督・井上前コーチからケガをさせろという意味の指示はあったという判断か?内田前監督らは会見などでウソをついていたという判断か?」の質問に、森本専務理事は「その通りでございます」と答えた。この処分は2人に伝えたと明かした。
おすすめテーマ
2018年05月29日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
NHLスタンレー杯決勝開幕 新チームのゴールデンナイツがベガスで先勝
-
桐生に新たな武器 次世代型シューズはピンなし「まさに秘密兵器。履いてみたい」
-
NBAファイナルはウォリアーズが圧倒的に有利 各ブックメーカーの予想は一方的
-
ウォリアーズが敵地でロケッツを撃破 カリーが大活躍 ファイナルは4年連続で同一カード
-
就活への影響懸念の中…日大、学生に呼びかけ「臆することなく就職活動に励んで」
-
栃ノ心 昇進伝達式控え「相撲より緊張」 口上は「まだ決まっていない」
-
日大 就職活動への影響懸念 採用担当者に要請「従前と変わらぬご高配を」
-
内田前監督、井上前コーチの除名検討へ 森コーチは資格剥奪、宮川選手は出場停止か
-
警視庁、日大関係者を聞き取り
-
ブドウ踏み3時間…栃ノ心 家業の手伝いと多様な格闘技で鍛えた怪力
-
関学大QB父・奥野氏 日大選手の嘆願書への署名が「想像絶する数」に
-
高校アメフット部で体罰 同志社国際高、顧問を厳重注意
-
感じたしんの強さ…覚悟の自己責任から生まれた“設楽流”
-
設楽悠太が進む規格外ロード 40キロ走も筋トレも「やりません」飲み物は「コーラ」
-
バルセロナ観光が一転、1000キロ10時間ドライブで全仏勝利
-
バブリンカ、世界30位から200位以下に大幅後退「下部大会でも何でも出る」
-
杉田 初戦途中で雨天順延 全仏テニス第2日
-
日大 内田前監督ら29日に処分決定 規律委「反則は監督とコーチの指示」認定へ
-
大坂なおみ 2年ぶり初戦突破 劣勢から6ゲーム連取で逆転
-
錦織 2回戦は30日 世界51位のペール
-
栃ノ心「誰とやっても勝てるイメージしかなかった」30日に大関昇進伝達式
-
鶴竜 場所中に「風邪」 次の目標は「全勝優勝」
-
横審 稀勢の里復帰は「名古屋とは限らない」
-
白鵬 モンゴルへ「お母さんを元気づけてあげたい」
-
日本代表合宿開始 「ジョセフ・ノート」で結束
-
37年ぶりV 女子バドが帰国 高橋礼主将「連覇したい」
-
奈紗 攻めて米ツアー3大会連続トップ10
-
桃香「美肌も勝利も手に入れたいと思います」
-
小平 悔しい20位 連戦で疲労蓄積
-
内村 H難度挑む 鉄棒大技「ブレトシュナイダー」