栃ノ心「ダメだね」「怖がっている」御嶽海らとの申し合いで反省ばかり

2018年08月30日 14:20

相撲

栃ノ心「ダメだね」「怖がっている」御嶽海らとの申し合いで反省ばかり
御嶽海(左)の攻めをしのぐ栃ノ心 Photo By スポニチ
 右足親指の負傷により新大関だった7月の名古屋場所を途中休場した栃ノ心(30=春日野部屋)が30日、東京都墨田区の同部屋で出稽古に来た関脇・御嶽海らと申し合いを行い、16番取って10勝6敗だった。
 関取と相撲を取る稽古を行ったのは、休場後初めて。最後に6連勝で締めるなど、まわしを取れば持ち前の怪力を発揮したが、思い切り右足から踏み込むことができずに劣勢を強いられる場面も多かった。

 稽古後は「ダメだね。気持ち良くない。思い切り相撲が取れないからね。まだ全然、当たれていない。四つになれば力が出る。でも、そこまでいくのが難しい。組める立ち合いをしないと」と反省ばかりが口をついた。右足親指については「怖がっているね。(立ち合いで)考えちゃう。体が左にいっているね」と恐怖心は拭えない状態だ。

 31日は大関になって初めて、横綱審議委員会による稽古総見に臨む。本来なら上位陣と申し合いを行うところだが、「こんな感じだと横綱、大関と稽古はできない。もしかしたら十両相手に胸を出すかもしれない」と本格的な稽古は回避する可能性を示唆した。

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