日本体操協会、第三者委員会設置を発表 宮川へのパワハラ問題調査へ

2018年08月30日 18:14

体操

日本体操協会、第三者委員会設置を発表 宮川へのパワハラ問題調査へ
緊急対策会議を終え、日本協会の二木会長は塚原夫妻の宮川へのパワハラを調査するため第三者委員会を設置することを発表した Photo By スポニチ
 体操女子の宮川紗江(18)が日本協会の一部幹部からパワーハラスメントを受けていたと主張した問題で、日本協会は30日、都内で「宮川選手提起によるパワハラ問題対策会議」を開いた。
 会議に出席したのは二木英徳会長、具志堅幸司副会長、山本宜史専務理事、遠藤幸一常務理事、田中光理事、渡辺栄事務局長の6人で、宮川からパワハラを訴えられた塚原光男副会長、妻で女子強化本部長の千恵子常務理事は当事者のため不参加だった。

 約2時間半の会議を終え、二木会長は「第三者委員会を立ち上げる」と塚原夫妻によるパワハラの有無の調査に乗り出すことを発表した。

 今後、日本協会とは無関係の弁護士1人を含む3人程度の第三者委員会の人選を進める。調査報告については具志堅副会長は「メンバーが決まってから2週間以内でお願いしたい」と話し、10月25日開幕の世界選手権(カタール・ドーハ)までに迅速な事実解明を目指す。

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