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豊ノ島 今場所初黒星「向こうがしっかり、向こうの相撲をとった」

2018年09月17日 15:47

相撲

 【大相撲秋場所6日目 ( 2018年9月17日    両国国技館 )】 関取復帰を目指す西幕下筆頭の豊ノ島(35=時津風部屋)が極芯道に敗れ、今場所初黒星を喫した。
 夏場所でも5番相撲で全勝同士で対戦し、長い相撲で敗れた相手。今回も極芯道ペースの持久戦になった。頭を付けあって膠着(こうちゃく)した時間が続く。一度離れて打開しようとしても、また同じ姿勢に持ち込まれた。

 「長い相撲にしたくなかった。ただ時間が経つだけで、体力はなくなってくる。向こうがしっかり、向こうの相撲をとった」

 最後は体力を使い果たし、土俵に落ちるとしばらく立ち上がれなかった。

 ここまで4勝1敗で再十両は有力だ。しかし、勝ち越した常幸龍戦後に感極まって号泣し、夫人に「まだ早い」と、たしなめられたという。

 2016年7月に左アキレス腱を断裂。その大けがを乗り越えて、ここまで復活した実力者。周囲からも「おめでとう」と、昇進を見越した祝福を受けているが、「まだ確実ではない。しっかり気を引き締めていきたい」と力を込めた。

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