貴乃花親方の退職決定 臨時理事会、力士らの移籍承認で貴乃花部屋は消滅
2018年10月01日 13:42
相撲
さらに初場所後の相撲協会の役員改選に出馬したものの落選。その後、相撲協会の処分に異議を唱え内閣府に告発状を提出していた。だが、3月の春場所で弟子の幕下(当時十両)、貴公俊が支度部屋で付け人に暴行し、その責任を取って告発状を取り下げ、一兵卒から再出発することを表明。一方で、相撲協会からは師匠としての責任を問われ平の年寄への降格処分を受けていた。3カ月で相撲協会のNo.3から、序列で88番目への5階級降格だった。
5月の夏場所からは審判部所属の親方として職務に当たった。また、貴乃花一門(阿武松グループ)を離れ無所属の親方となった。ところが、相撲協会が7月の理事会で、全ての親方は出羽海一門など5つの一門に所属しなければならず、無所属の親方を認めないことを決定。これを受け、阿武松グループは旧所属の二所ノ関一門に合流した。
その一方で貴乃花親方は告発状の内容を全否定しなければ、一門に合流できないとの有形、無形の要請を受けたという。それを認めることはできないとして、9月25日に相撲協会に引退届を提出。同日開いた会見で「告発状の内容は事実。それを事実無根とは認められない。このままでは弟子が安心して鍛錬し精進することができない。知らず知らずのうちに萎縮してケガをすることは避けたかった」と退職に至った理由を明かしていた。
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