大迫に瀬古氏太鼓判「2時間4分台出せる!」
2018年10月09日 05:30
マラソン
4年ぶりに復活したペースメーカーが1キロ3分のラップで引っ張り、ハーフを1時間3分4秒で折り返した。20〜25キロのペースが15分台に落ちたが、その後は5キロ14分台のハイペースが続き、先頭集団は一気に絞られた。40キロ手前で脇腹を両手でさするようなしぐさを見せるなど、優勝争いからは一時遅れたかに見えた。だが「最後の1マイル(約1・6キロ)でいけると思った」とちぎれることなく、逆にペースを上げる強さを発揮した。
早大の大先輩で日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーも大記録に黙ってはいられない。「大迫は良い条件なら2時間4分台は出ますよ。東京マラソンのコースと気温なら出ちゃうんじゃないか。死角はないよね」と太鼓判を押した。大迫、設楽、井上大仁(25=MHPS)らが高次元でしのぎを削り合う現状を、自身の現役時代と比較し「俺や中山(竹通)、谷口(浩美)の時代に戻ってきた。男子マラソンは本物になってきたよね。(五輪でメダルの)夢が膨らんできた」と再びの“黄金時代到来に”胸を躍らせた。
「トップを獲れなかったが、日本人でも最後まで優勝争いできると証明できた。期待してほしい」。来年3月の東京マラソン、その先の東京五輪へ“半端ない”走りを見せる。
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