京産大 開幕3連勝 武田、宮崎の連携プレーが快勝導く

2018年10月28日 20:03

ラグビー

京産大 開幕3連勝 武田、宮崎の連携プレーが快勝導く
<京産大・大体大>後半2分、トライをを決める京産大・CTB田畑(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 【ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第3節   京産大76―15大体大 ( 2018年10月28日    花園 )】 京産大は連携プレーも抜かりがない。前半38分、ゴールラインまで10メートル地点での大体大ボールのラインアウト。ボールが投げ入れられる直前に、フッカー宮崎達也(4年)が小走りで駆け寄って隊列に加わり、代わりにフランカー武田知大(4年)が急いで列を出た。
 味方が空中で競り勝つ。奪ったボールを手にした武田が、体の強さを生かして前を蹴散らしながら猛進した。トライ。33―0と広げた。頼りになるアタッカー武田が振り返った。

 「相手のラインアウトが最初、6枚で並んでいたのが5枚になって、あの時は6枚に戻った。それで、(近くにいた自分が)臨機応変にラインアウトに入りました。本来は、僕の場所に宮崎がリフトをする役目で入っています。投げ入れるまでに間に合うと判断して、交代しました」

 もし、スイッチしていなければ、トライは生まれなかっただろう。武田はラインアウトに入って、出ての2度、機転を利かしたことになる。この試合、何度も好プレーを見せ、ここでも周囲が見えていた宮崎もしかりだ。「チームとして瞬時に対応する練習をしています。急な変化に対応できた」。武田は表情を変えずに淡々と成果を口にした。

 第2節で関大に苦戦。その反省から「あの週は練習の質が悪かった。この2週間は練習から引き締めてできた」と振り返る。これで開幕3連勝。チーム力は確実に上がっている。  

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