一二三 不覚V逸 決勝で「弱さ出た」日本人相手に2年ぶり●

2018年11月24日 05:30

柔道

一二三 不覚V逸 決勝で「弱さ出た」日本人相手に2年ぶり●
決勝で、丸山(下)に敗れる阿部一二三(撮影・成瀬 徹)    Photo By スポニチ
 【柔道グランドスラム大阪大会第1日 ( 2018年11月23日    丸善インテックアリーナ大阪 )】 一二三が不覚を取った。初戦から全て一本勝ちで迎えた決勝戦。延長で丸山の巴投げで技ありを奪われ、敗れた。日本選手に黒星を喫するのは、16年11月の講道館杯で敗れて以来、約2年ぶりのことだった。
 「決められるシーンがあったけど、決めきれない弱さが出た」。15年11月の講道館杯で丸山に敗れたことで、リオ五輪への道は断たれた。因縁の相手に当時と同じ技で投げられ、悔しさに拍車がかかった。

 男子代表の井上康生監督は、阿部が大会前に右手首を負傷したことを明かした。「その影響はない」と気丈に振る舞った世界王者。しかし、3連覇がかかる来年の世界選手権の代表内定を、今大会で逃したことについては「決めたかった思いはある」と、残念がった。

 ▼丸山城志郎 自分が先に組み立てて主導権を握らせないようにした。巴投げはとっさに出た。これがスタート。ここから先、全て勝って、東京五輪の代表になりたい。

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