チャージャーズが敵地で大逆転 残り4秒に2点コンバージョン成功でチーフス撃破
2018年12月14日 14:14
アメフト
![チャージャーズが敵地で大逆転 残り4秒に2点コンバージョン成功でチーフス撃破](/sports/news/2018/12/14/jpeg/20181214s00040079097000p_view.jpg)
試合は苦戦。第4Qの6分45秒にランによるTDを許したところでスコアは14―28となった。今季820ヤードを走破して9TDをマークしていたエースRBのメルビン・ゴードン(22)は膝を痛めて欠場。QBフィリップ・リバース(37)は38回中26回のパスを通して313ヤードを獲得したものの、オフェンスの組み立てには苦しんでいた。
しかし大詰めで全選手が奮起。残り3分49秒に、ゴードンの代役で新人RBのジャスティン・ジャクソン(22)が3ヤードを突破してチーフスのエンドゾーンに飛び込むと、残り4秒にはリバースからWRマイク・ウィリアムス(24)にこの日2つ目のTDパスが通って1点差にまで詰め寄った。
チャージャーズはここで同点狙いのキックではなく敵陣2ヤード地点から再び攻める2点コンバージョンを選択。するとリバースが再びウィリアムスへのパスを成功させて、土壇場で試合をひっくり返した。
チーフスの連勝は3で止まってチャージャーズと同じく11勝3敗。勝っていれば3季連続の地区優勝とプレーオフでの1回戦免除が決まっていたが、どちらも手中に収めることはできなかった。
チームは迷走中。11月30日に女性への暴行事件が発覚したエースRBカリーム・ハント(23)を解雇し、今季ランとレシーブで計14TDを挙げていたオフェンスのキーマンを、事実上の“追放”という形でロースターから除外した。
2番手のRBだったスペンサー・ウェア(27)も太腿を痛めて欠場。それでも開幕当初に3番手のRBだったダミエン・ウィリアムス(26)と4番手のRBだったダレル・ウィリアムス(23)が活躍し、シーズンMVPの有力候補でもあるQBパトリック・マホームズ(23)も34回中24回のパスを通して243ヤードと2つのTDを獲得した。
ダミエンはランで2TD、ダレルはレシーブで1TDをマーク。チーフスの“両ウィルアムス”はランで計62ヤード、レシーブで計83ヤードを稼ぎ、ハントとウェアの穴を2人で埋めたがあと一歩およばなかった。
総合ディフェンスでリーグ30位の守備陣は後手に回った第4Qの終盤ではまったく機能せず、2点コンバージョンの場面でもチャージャーズのウィリアムスをノーマークにするという考えられないミス。攻守両面で大きな課題を残した。
地区優勝を争う両チームはともに残り2試合。首位チーフスはシーホークス(8勝5敗)とレイダース(3勝10敗)、2位チャージャーズはレイブンズ(7勝6敗)とブロンコス(6勝7敗)と対戦する。
なおチーフスとチャージャーズは直接対決では今季1勝1敗。AFC西地区内での成績で現在チーフス(4勝1敗)がチャージャーズ(3勝2敗)を上回っているために順位が上になっている。
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