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張本4強、海外試合初観戦の母の前で好プレー「パワーをもらった」

2018年12月14日 22:13

卓球

張本4強、海外試合初観戦の母の前で好プレー「パワーをもらった」
男子シングルス準々決勝で張禹珍(右)に快勝し、4強入りした張本智和 Photo By 共同
 【卓球ワールドツアー・グランドファイナル第2日 ( 2018年12月14日    韓国・仁川 )】 男子シングルス準々決勝で、世界ランク5位の張本智和(エリートアカデミー)は、同15位の張禹珍(韓国)を4―1で破り、15日の準決勝に進出した。
 韓国選手との対戦で完全アウェーだったが、張本には心強い味方がいた。スタンドにはいつも海外遠征に帯同している父・宇コーチに加え、張本の海外試合初観戦となった母・凌さんの姿も。第5ゲーム、競り合う中で張本は確かに後押しを感じた。「パワーをもらった気がする。親のためにも頑張ろうと思った」。8―9から3連続得点で勝負を決めた。

 中国で世界選手権代表になった母は、私生活にも厳しい。「ちゃんと部屋はきれいにしているの?」と目を光らせる母に、「ホテルだから別にいいと思うけど…」と苦笑い。卓球界に衝撃を与え続ける怪物も、この時ばかりは15歳の少年の表情に戻っていた。

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