早大 土壇場逆転4強 逆転トライの佐々木「4年間で初の年越しなのでうれしい」」
2018年12月23日 05:30
ラグビー
「あまりディフェンスのいい選手ではないが、リザーブで出た早慶戦、早明戦でいいディフェンスを見せてくれていた。高校時代に慶応に負けたので、その思いに懸けた」
相良監督は10月の青学大戦以来の佐々木の先発起用について、そう説明した。高校ラグビーの名門、神奈川・桐蔭学園高出身だが、3年の冬は慶応高に県予選決勝で敗れ花園に出場できず。受験では早慶双方に合格した佐々木だが「花園に行った代の慶応に勝ちたい思いがあった」とアカクロを選択し、4年越しの目標を達成した。
昨年の早慶戦は先発してチームも勝ったが「自分たちの代ではないので」と4年になった今年に懸けていた。だが「慢心した部分があった」と2年の古賀や1年の長田にポジションを奪われた。それでも同学年の佐藤主将が「部内一ストイック。今朝も6時半からトレーニングをしていた」と称える努力の虫に、指揮官も機会を与えた。先制を含めて2トライの佐々木も「4年間で初の年越しなのでうれしい」と話した。
ラグビーには大学で区切りを付けることを決めている佐々木。自らのトライで延びた現役生活を、笑顔で締めくくるつもりだ。
<慶大>痛恨の逆転負けに医学部生主将のSO古田は「結果を求めて4年間やってきた。悔しい」と唇をかんだ。後半24分にスクラムを起点に古田が自らトライを奪い逆転。4点リードで終盤を迎えたが、残り30秒で終始優勢だったスクラムで痛恨の反則。その後のトライにつながれた。古田の他にもFB丹治、ロック辻ら慶応高で花園に出場した選手が引っ張った代だったが、19季ぶりの大学日本一に届かなかった。
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