関取最年長40歳の安美錦 39歳で引退・豪風ねぎらう「俺を抜くと言ってから。寂しい」

2019年01月22日 16:07

相撲

関取最年長40歳の安美錦 39歳で引退・豪風ねぎらう「俺を抜くと言ってから。寂しい」
安美錦 Photo By スポニチ
 【大相撲初場所10日目 ( 2019年1月22日    両国国技館 )】 関取最年長40歳、東十両3枚目の安美錦(伊勢ケ浜部屋)が39歳で引退した十両・豪風にねぎらいのを言葉を送った。青森県出身の安美錦は秋田県出身で1つ年下の豪風を高校時代から知っているだけに「(角界に)入ったのは違うけど、同じ東北として長いことやってこれて良かったんじゃないですか」と話した。
 04年夏場所の初対戦から、幕内では35回、十両で3回対戦し、成績は安美錦の20勝18敗。思い出を聞かれると「俺より先にはやめたくなかっただろうけど。(多くの年長記録で)俺を抜くと言ってから。寂しい」と視線を落とした。

 安美錦はこの日の取組で石浦に押し出されて1勝9敗となった。苦しい相撲が続いているが「こういうふうに土俵に立てているから、しっかりやらないと。まだできているのはありがたいこと。出ている以上、しっかりやろうと思っている」と気力を振り絞って土俵を務める覚悟を示した。

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