フェンシングにスーパー中学生、飯村がW杯最年少予選突破

2019年01月25日 18:21

フェンシング

フェンシングにスーパー中学生、飯村がW杯最年少予選突破
中学3年で予選を通過した飯村 Photo By スポニチ
 【フェンシング高円宮杯ワールドカップ第1日 ( 2019年1月25日    東京・港区スポーツセンター )】 フェンシング界にもスーパー中学生が現われた。男子フルーレ個人の予選が行われ、龍谷大平安中3年の15歳・飯村一輝が26日の決勝トーナメントに駒を進めた。
 シニアのワールドカップは初出場。リーグ戦は3勝3敗だったが、予備トーナメントで年上の選手を連破した。「勝てて良かった。シニアの大会に出ていると、年齢は関係ない」と笑みを浮かべる。日本代表の福田佑輔強化本部長は「日本の中学生で本戦に残ったというのは聞いたことがない」とし、中学生での予選突破は史上初だ。

 飯村の父・栄彦氏は、太田雄貴会長を育て、同会長が「僕の師匠」と言う存在。飯村は小学1年で競技を始めた。同会長に憧れて日々、汗を流している。

 卓球男子で世界ランク3位の張本智和(15=エリートアカデミー)と同学年。「同学年であそこまでいくと、レベルが違うな、と思う」としながらも、刺激を受けている。20年東京五輪へのカウントダウンが進むが、飯村の目標は24年パリ五輪。「上までいけるなら、どこまでもいきたい」と決勝トーナメントでの進撃を誓った。

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