全豪決勝クビトバ攻略の鍵は?修造氏「左利き特有の回転にイライラしないで!」

2019年01月25日 10:50

テニス

全豪決勝クビトバ攻略の鍵は?修造氏「左利き特有の回転にイライラしないで!」
決勝進出を決めて笑顔のクビトバ(AP) Photo By AP
 元プロテニス選手でスポーツキャスターの松岡修造氏(50)が25日、自身の公式サイトを更新。26日に全豪オープンの女子シングルス決勝で第8シードのペトラ・クビトバ(28=チェコ)と対戦する大坂なおみ(21=日清食品)にエールを送った。
 大坂は24日の準決勝で、第7シードのカロリナ・プリスコバ(26=チェコ)に6―2、4―6、6―4で勝利。松岡氏は「これが女子テニスなのか!と感じるほど素晴らしい内容の試合だった。間違いなく今大会一番のストローク戦。両選手ともにストローク強打が炸裂した試合だった」と試合を振り返り、「集中力」「動き」「高速ストローク」「角度」「サーブ」「フィジカル」などを「超半端ない」と絶賛した。

 決勝で初対戦するクビトバについては「今大会、彼女は1セットも落とさず、決勝まで勝ち上がってきた。前週のシドニー国際でも優勝しており、現在11連勝中と勢いに乗っている」と警戒。左利きのビッグサーバーで、「左利き特有の回転で曲がっていくクビトバの放つボールは、とてつもない角度で曲がっていく。さらに体めがけてくると、体に食い込み返球しにくい。どうかここで、なおみさんイライラしないで!」「準決勝の相手プリスコバと同じくフラット系。回転がかかっていないので、球が速い、しかも柔らかいフィーリングをもっているのでラケットがしなってくる。そうすると、予測するのが非常に難しいストロークだ。だからこそ、なおみさんは強打だけではなく、ループ系、チェンジオブペースも忘れないで!」と攻略の鍵を解説した。

 最後は「この決勝、なおみさんがイライラする状態が間違いなくやってくるだろう。だが、なおみさんはイライラステーションにはもう停車しない!なおみエクスプレスの終着駅『全豪優勝ステーション』へまっしぐら!」と独特の表現でエールを送っていた。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2019年01月25日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム