元稀勢の里・荒磯親方が初実務 ジャンパーは6Lサイズ「親方になった気がします」

2019年02月09日 16:00

相撲

元稀勢の里・荒磯親方が初実務 ジャンパーは6Lサイズ「親方になった気がします」
<NHK福祉相撲>日本相撲協会から支給された濃紺ジャンパーを着て親方として初実務を行った荒磯親方(撮影・郡司 修) Photo By スポニチ
 大相撲の荒磯親方(元横綱・稀勢の里)が9日、東京・両国国技館で、親方として初実務を行った。この日はNHK福祉大相撲が始まる約4時間半前に会場に到着。日本相撲協会から支給された6Lサイズの濃紺ジャンパーを着て、館内を巡回するなど安全確認を実施した。任務をこなし「現役時代じゃないことですから、親方になった気がしますね」と引き締まった顔を見せた。
 小雪が舞う寒空の下、大相撲の人気を示すように国技館には大勢のファンが詰めかけた。元稀勢の里は「軽くていいです」という着心地の良いジャンパー姿で笑顔を交えると、「ファンサービスは中々、現役時代にできなかったので、しっかりやっていきたいと思います」ときっぱり。角界の発展にも全力投球する構えだ。

 今後、指導面では弟弟子の大関・高安の稽古相手も務める意向。そのため体づくりにも着手している。177キロあった現役時代から若干スリムになった様子。仕上がり具合を聞かれると「いつも通りと言えばいつも通り」と照れ笑いした。

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