白鵬 稀勢の分まで奮闘を、番組収録で“ライバルへの思い”再認識
2019年02月28日 05:30
相撲
幾多のライバルたちと戦ってきたが、収録後に唯一、名を挙げたのは稀勢の里(荒磯親方)だった。番組中のどの部分かは明かさなかったが「気持ちが乗ったりして、テンションが上がったりした。早口になることもあった」と振り返った。10年九州場所で連勝を63で止められた相手が稀勢の里。特別な思いを収録を通じて再認識した。
そのせいか、特番8度目で初の大阪収録となった今回は「TBSにかわいがられた」と苦笑い。相撲用語で「かわいがる」は、厳しく指導するという意味。取り直しならぬ「撮り直し」に悪戦苦闘しながらも、出来栄えには「これから、こういう仕事が増えるかな」と自画自賛した。
この日の朝稽古では十両・炎鵬を“かわいがり”。再入幕した石浦にも熱血指導し「(将来は)宮城野部屋だけで横綱土俵入りを」と2人の幕内定着をアシストしていく構え。さらに「一門を超えて、育てていく」と角界の育成リーダーも自任する。
平成最後の本場所となる春場所は3月10日に初日を迎える。「自分は最初と最後というものに強い気持ちがある。3月と5月(新元号最初の夏場所)に頑張りたい」と意欲を示した。春場所では引退した稀勢の里の分まで、幕内現役最古参の責任も果たすつもりだ。
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