バレーボール女子の04年アテネ、08年北京両五輪代表で「プリンセス・メグ」の愛称で親しまれた栗原恵さん(34)が10日、都内のホテルで会見し「最後にコートを去るときに、バレーをやってきてよかったと笑顔で言うことが目標だった。思い描いていた通り、幸せな選手生活だった」と正式に引退を発表した。
栗原さんはJT所属選手として戦った先月の全日本選抜がラストマッチ。「コートに置いてきたものはないと感じた」と完全燃焼を口にした。引退後の指導者転身については「選手としてバレーをすることが大好きなので、指導者というのは荷が重い」と苦笑い。ビーチ転向にも「応援はしてもプレーすることはないです」と否定した。