ウォリアーズが1点差勝利 デュラント再離脱も執念で2勝目 ラプターズは初優勝目前で黒星
2019年06月11日 13:27
バスケット
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それでもここからステフィン・カリー(31)とクレイ・トンプソン(29)のスプラッシュ・ブラザーズが奮起。残り1分22秒にカリーがこの日5本目の3点シュートを決めて同点にすると、残り56・6秒にはトンプソンが7本目の3点シュートを叩き込んで3点をリード。土壇場で2人のシューターが本領を発揮してファイナル敗退の崖っ縁で踏みとどまった。
チームの3点シュートの成功は42本中20本で、成功本数と成功率(47・6%)はこのファイナルではベスト。ラプターズの3点シュートの成功は32本中8本(成功率25・0)で、シュートの精度の違いが勝敗を分ける結果となった。デュラントに代わって途中からコートに登場したセンターのディマーカス・カズンズ(28)も20分の出場で14得点、6リバウンドと奮闘。ルーニーさえも不在となった状況の中でゴール下で踏ん張った。
チーム創設24シーズン目で悲願の初優勝がかかっていたラプターズは快挙目前で失速。レナードは26得点、12リバウンド、6アシスト、カイル・ラウリー(33)は18得点、6アシストを稼いだものの、2万人の地元ファンの期待に応えることはできなかった。最後はフレッド・バンブリート(25)のパスを受けたラウリーが左のコーナーから3点シュートを放ったが、リングに嫌われて失敗。勝っていればカナダで初めてNBA王者が誕生するところだったが、待ったをかけられる結果となった。
なお第6戦は13日(日本時間14日)に行われ、決着がつかなかった場合にはトロントで16日(同17日)に最終第7戦が行われる。