史上最低の「ダメ横綱」北尾光司氏が残した闘病の記録 妻がテレビ初出演、波乱の人生初告白
2019年06月27日 10:00
相撲
![史上最低の「ダメ横綱」北尾光司氏が残した闘病の記録 妻がテレビ初出演、波乱の人生初告白](/entertainment/news/2019/06/27/jpeg/20190627s00041000114000p_view.jpg)
北尾氏の悪事をマスコミも次々と追及し、評価は急降下の一途をたどった。そんな中、ただ一人北尾氏を信じ続けたのが、当時交際していた淑惠さんだった。北尾氏が小結に昇進した当時、テレビで見て一目ぼれ。バレンタインチョコを渡したことをきっかけに交際をスタートさせた。横綱廃業後、北尾氏に対し世間から厳しい目が向けられる中、医師として働いていた淑惠さんが“今こそ支えるときだ”と決断し結婚。そんな妻の期待に応えるべく、北尾氏も冒険家、タレント、格闘家へと職を探った。だが、どの仕事も軌道に乗らずにいた。
そんな中、喧嘩別れした立浪部屋から救いの手が差し伸べられ15年越しに和解。親方をサポートする「相談役」として角界に復帰した。こうして再出発へ意気込んだ矢先、頑丈だったはずの元横綱の体を異変が襲った。
些細なかすり傷から両足切断の危機に陥り、その後も弱り切った北尾氏はかつての横綱の見る影もなく、自力で歩くことのできない寝たきり生活を余儀なくされた。元横綱の体を一人娘と淑惠さんで懸命に介護するが、その負担はあまりにも大きく、北尾氏は何度も自殺未遂をはかった。淑惠さんはそんな北尾氏を励まし続けたが、思いは届かず、今年の2月に緊急入院先で静かに息を引き取った。
そんな北尾氏は、死の直前まで闘病の記録をするように淑惠さんに言い続けていた。実は、淑惠さんと愛する娘に、ある意外なメッセージを残していたのだ。
その思いの詰まった病床での北尾氏の映像を公開。そこには、栄枯盛衰の人生を歩んだ元横綱が行き着いた一つの結論が記録されていた。
果たして、人生の最後に残した言葉とは――。思いを受け取った一人娘も初めてテレビに出演し、残された家族の全てを語る。
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