パラ走り幅跳び連覇のレーム、五輪断念「現実的でない」

2019年07月19日 05:30

陸上

パラ走り幅跳び連覇のレーム、五輪断念「現実的でない」
東京五輪の出場を断念する意向を示したパラリンピック陸上走り幅跳びのマルクス・レーム Photo By 共同
 パラリンピックのスターで、来年の東京大会で男子走り幅跳び(義足T64)3連覇を狙うマルクス・レーム(ドイツ)が参加への道を探っていた東京五輪の出場を断念する意向を示した。都内で取材に応じ「現実的ではなく、とても難しい状況」と述べた。
 カーボン製の義足を用い「ブレード・ジャンパー」の異名を持つレームは、前回リオデジャネイロ五輪で出場の可能性を模索。国際陸連に「義足が有利に働いていないという科学的な証明が不十分」と結論づけられ実現しなかったが、大きな議論を呼んだ。

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