山口が奥原下して6年ぶりV「きょうが1年後だったらいいのに」

2019年07月28日 13:08

バドミントン

山口が奥原下して6年ぶりV「きょうが1年後だったらいいのに」
<バドミントン ヨネックスジャパンオープン 女子シングルス決勝>優勝した山口(左)と2位の奥原(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【バドミントン・ダイハツ・ヨネックスジャパン・オープン最終日 ( 2019年7月28日    東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ )】 女子シングルス決勝で世界ランク2位の山口茜(22=再春館製薬所)が、同3位の奥原希望(24=太陽ホールディングス)を2―0で破り、6年ぶり2度目の優勝を飾った。
 開幕まで1年を切った東京五輪の会場で、決勝で実現した日本人対決。試合前、「きょうが1年後だったらいいのに」と思った山口が、奥原を圧倒した。第1ゲームは8―9から7連続得点で波に乗って奪うと、第2ゲームも序盤に4点差をつけられたが、鮮やかに逆転。インドネシア・オープンに続く2週連続優勝に「2週連続は初めての経験で達成感もあるし、嬉しい」と胸を張った。

 勝因は「我慢」だ。劣勢だった第1ゲームの序盤は態勢が整っていない状況で打ち急いだが、「ラリーに付き合いながらチャンスでスピードを上げるプレーができた」と冷静に立て直した。五輪会場での戴冠にも「優勝できたこと自体はすごく自信になったけど、五輪を同じ会場でやるから相性がいいとか、いいプレーができるというイメージはない」と足元をみつめる。「1年は長いので、一日一日頑張っていけたら」と夢舞台へ着実な歩みを続ける。

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