「落ち着いて試合ができた」大坂なおみ 父の助言で取り戻した平常心

2019年09月21日 17:49

テニス

「落ち着いて試合ができた」大坂なおみ 父の助言で取り戻した平常心
<東レPPOテニス シングルス準々決勝 大坂なおみ×Y・プティンツェワ>第1セット、父のフランソワさんからアドバイスを受ける大坂(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【女子テニス東レ・パンパシフィックオープン第6日 ( 2019年9月21日    大阪市ITC靫TC )】 シングルス準決勝で世界ランキング4位の大坂なおみ(21=日清食品)は同24位のエリーゼ・メルテンス(23=ベルギー)に6―4、6―1で勝利した。同日に開催された準々決勝では過去3戦全敗だった同36位のユリア・プティンツェワ(24=カザフスタン)に6―4、6―4で初白星。試合の間が約2時間しかないダブルヘッダーを乗り切り、2年連続で決勝に駒を進めた。
 メルテンスに勝利すると、大坂は「とても落ち着いて試合ができた。たくさん助けてくれたスタッフに感謝したい」と声を弾ませた。第1セットは互いにサービスゲームをキープし続けて迎えた第10ゲームでブレークに成功。第2セットは3度の相手サービスゲームをすべてブレークして圧倒した。

 準々決勝ではリズムが狂いそうな場面で、今大会からコーチを務める父・フランソワ氏が初めてコートに登場。攻め急いでミスが目立ち始めた愛娘に「落ち着こう」と声を掛けて平常心を取り戻させた。今大会直前にジェンキンス・コーチとの契約を解除。19年末まで親子でタッグを組むことが決まっている。大坂をサポートする日本協会の吉川真司コーチはフランソワ氏について「一番、知っている人なので、大坂が安心できるというのはあると思います」と目を細めた。

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