16年ぶりの「ジャパンゲーム」で王者ラプターズが逆転勝ち ロケッツのハーデンは34得点
2019年10月08日 21:46
バスケット
ロケッツはプレシーズン3戦目で初黒星。来日していたダリル・モーリーGM(44)による“香港擁護ツイート”で揺れ動く中、東京五輪の米国代表入りが有力視されているジェームズ・ハーデン(30)が前半での27得点を含む34得点と7アシストを27分の出場でマークして日本のファンを沸かせたが、後半ではリズムをつかめなかった。
2季連続で得点王となっているハーデンは第2Q、ネッツからラプターズに移籍したロンデイ・ホリスジェファーソン(24)の股の下をドリブルで抜くなどショーマンシップを発揮。ドライブインからの柔らかなフローターや、独特のムーブを絡ませてのステップバック・ジャンプシュートなどNBAトップレベルのテクニックを随所で披露した。
サンダーに11季在籍したあと、オフにロケッツに移籍してきたラッセル・ウエストブルック(30)もプレシーズン3戦目で初出場。3季連続で年間トリプルダブルを達成しているリーグ屈指のガードは日本で初めてハーデンと“合体”し、21分のプレータイムで13得点と6アシストを記録した。
日本でNBAの試合が行われるのは2003年のスーパーソニックス(現サンダー)とクリッパーズ戦以来、19年ぶり7回目。過去6回(計12試合)の日本開催はいずれも公式戦の開幕戦だったが、今回は開幕前のプレシーズン・ゲームとなった。
なおこのカードは10日に第2戦が行われる。
<日本で開催された過去のNBA公式戦と結果>
▼1990年(東京体育館)=〇サンズ119―96●ジャズ(11月2日)、〇ジャズ102―101●サンズ(11月3日)
▼1992年(横浜アリーナ)=〇スーパーソニックス(現サンダー)111―94●ロケッツ(11月6日)、〇スーパーソニックス89―85●ロケッツ(11月7日)
▼1994年(横浜アリーナ)=〇トレイルブレイザーズ121―100●クリッパーズ(11月4日)、〇トレイルブレイザーズ112―95●クリッパーズ(11月5日)
▼1996年(東京ドーム)=〇マジック108―95●ネッツ(11月7日)、〇マジック86―82●ネッツ(11月9日)
▼1999年(東京ドーム)=〇キングス100―95●ティンバーウルブス(11月6日)、〇ティンバーウルブス114―101●キングス(11月7日)
▼2003年(さいたまスーパーアリーナ)=〇スーパーソニックス109―100●クリッパーズ(10月30日)、〇スーパーソニックス124―105●クリッパーズ(11月1日)
▼2019年(さいたまスーパーアリーナ)=〇ラプターズ134―129●ロケッツ(10月8日)
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