張本妹・美和が終戦 強敵カット型に敗れ「1球1球苦しくて」

2020年01月15日 11:55

卓球

張本妹・美和が終戦 強敵カット型に敗れ「1球1球苦しくて」
<全日本卓球選手権 ジュニア女子4回戦>小塩遥菜に敗れて4回戦敗退となった張本美和(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【卓球・全日本選手権第3日 ( 2020年1月15日    大阪市・丸善インテックアリーナ大阪 )】 女子ジュニア4回戦で、張本美和(11=木下グループ)が、昨秋の世界ジュニア選手権準優勝の小塩遥菜(14=エリートアカデミー)に1―3で敗れた。5―11、7―11、11―9、8―11。シングルスは前日に初戦敗退。今大会の全ての戦いが終わった。
 序盤はミスが目立って2ゲームを連取された。鋭い変化をするカット型に苦戦しながらも、3ゲーム目から対応して強打やコースを突いて得点を重ねた。

 1ゲームを返して迎えた第4ゲームは6―0とリード。流れをつかんだように見えたが、逆転を許して敗れた。腕を何度もぷらぷらさせ、ラリーの多さによる疲労を感じさせた。

 取材エリアには涙目で姿を見せた。

 「1球1球が苦しくて、1点を取るだけでも厳しかった。疲れてはないけど、苦しかった」

 東京五輪代表の兄・智和に続く逸材として期待される小学5年生は「もっと強くなりたい」と前を向いた。

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