伊藤、全豪7年ぶり初戦突破 右膝手術“引退危機”乗り越えた 次戦はジョコビッチ

2020年01月22日 05:30

テニス

伊藤、全豪7年ぶり初戦突破 右膝手術“引退危機”乗り越えた 次戦はジョコビッチ
男子シングルス1回戦を突破した伊藤 Photo By 共同
 【テニス全豪オープン第2日 ( 2020年1月21日    オーストラリア・メルボルンパーク )】 4大大会の初戦突破は14年全米オープン以来4度目。31歳の伊藤が全豪では7年ぶりの勝利に酔いしれた。昨年12月に主催者推薦を懸けたトーナメントを勝ち抜き、本戦に出場。昨年まで拠点にしていたドイツのクラブで同僚だった左利きのグンネスワランをストレートで破り「諦めずにやってきて良かった。いろんな思いが込み上げてきた」と喜びをかみしめた。
 16年夏に右肘手術後は1年以上も患部に痛みが残った。この頃から同じ三重県出身の西岡(ミキハウス)ら若手が台頭。「自分だけ残されて、続けていいのか悩んだ」と現役引退も考えたが18年に痛みが消えると徐々に自信を取り戻した。2回戦の相手はジョコビッチ。15年に一度だけ一緒に練習をした経験があるが、対戦はない。「ドローを見た時から対戦をイメージしていた。どこまで通用するか楽しみ」と視線を上げた。

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