八村が3度目のダブルダブルも惜敗 渡辺とは2度目の対戦

2020年02月10日 10:39

バスケット

八村が3度目のダブルダブルも惜敗 渡辺とは2度目の対戦
ルーズボールを争うウィザーズの八村とグリズリーズのモラント(AP) Photo By AP
 ウィザーズの八村塁(22)が9日に地元ワシントンDCで行われたグリズリーズ戦に先発。第1Qでファウルトラブルに見舞われたものの、25分出場してフィールドゴール(FG)を13本中5本成功させて12得点と11リバウンドをマークし、22歳での初戦で今季3度目のダブルダブルを達成した。しかし試合は99―106(前半55―47)で敗れて18勝33敗。ダブルダブルは開幕戦のマーベリクス戦(10月23日)と12月10日のホーネッツ戦に次いで3回目で、3点シュートも1本成功させたが、第4Qで14―26と後手に回って競り負けた。
 西地区全体8位のグリズリーズは27勝26敗。渡辺雄太は第2Qと第4Qで2度コートに登場したが無得点で、出場10分の中で八村と同時にコートに立つことはなかった。ドラフト全体2番目に指名されたガードのジャー・モラント(20)が27得点、10リバウンド、10アシストをマークして自身初のトリプルダブルを達成。ゴンザガ大時代に八村とチームメートだった新人フォワードのブランドン・クラーク(23)は9得点だったが、97―95で迎えた第4Q残り2分38秒に貴重な3点シュートを成功させて勝利に貢献した。

 八村と渡辺は昨年12月14日の対戦で日本選手同士としてはNBAの同時オンコート(1分9秒間)を記録。しかし38―38で迎えた第2Qの5分9秒、八村がコートに入ったときに渡辺がベンチに退き、第4Qでも“すれ違い”となって、お互いがコート上で同時にプレーする時間帯はなかった。

 <八村の全オフェンス>

 ▼第1Q
(1)自陣でリバウンドをキープしたあと1人でボールを運び左エルボーからプルアップジャンパー=〇
(2)左コーナーから3点シュート=×
 *フリースロー=〇×
(3)左コーナーから3点シュート=〇(アシスト・スミス)

 ▼第2Q
(4)左エルボーからジャンプシュート=×
(5)ペイント内に飛び込んで左手でショートフック=〇(アシスト・スミス)
(6)ペイント内にビールが切れ込んだあとゴール下でダンク=〇(アシスト・ボンガ)

 ▼第3Q
(7)ビールが外したレイアップをティップ=×
(8)左エルボーからジャンプシュート=×
(9)スミスが外したレイアップをダンクで押しこむ=〇
(10)正面やや右からフェードアウェー・ジャンパー=×

 ▼第4Q
(11)ゴール下でのシュートをバランチューナスにブロックされる=×
(12)オフェンス・リバウンドをキープしてゴール下=×

 <渡辺の全オフェンス>

 ▼第2Q
(1)速攻からレイアップ=×


 

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