レスリング銀メダリスト・永田克彦を父に持つ天才3兄弟 「父超え」金目指し奮闘も…抱える葛藤
2020年03月28日 08:00
レスリング
全国大会で3位入賞を果たした小学5年生の長男・ライク、次男で全国大会優勝経験もあるセカイ、そして、小学1年生とは思えないフットワークで全国大会優勝を果たした3男・ミライ。3兄弟は、東京都調布市にある全国屈指の強豪ジムで日々練習に取り組んでいる。
厳しく指導するのはジムの会長である、永田兄弟の父・克彦。「もちろんみんな平等に指導はしているんですけど、感情的に怒っちゃうところありますよね」と、息子への指導は力が入る。その熱意は息子たちにも伝わり、3男・ミライは「オリンピック選手になって金メダルを取りたいです。お父さんより、強くなりたいから」と父の背中を追う。3兄弟そろって、父を超えるという目標に向け日々鍛錬を積む。
さらに4男で2歳のテオ君、昨年5月に生まれた5男のリキ君と、全員男の子でにぎやかな5人兄弟。庭に置かれているのはおもちゃではなく筋トレマシーンという、レスリング漬けの一家だ。
そんな永田家を支えるのが、母・優華さん。多忙な子育ての中、子供たちのレスリングをサポート。学校帰りの長男と次男におにぎりを持たせ、ジムへと送り出し…自ら車を運転し、3男をジムへと送り届ける。そしてジムでは他の保護者に負けじと、声を張り上げる。
五輪でメダルを獲った父の映像を繰り返し見て、誰に言われるでもなく、五輪で金メダルを獲得する事が目標になった3兄弟。レスリングによって、強い絆で結ばれている永田家だが、一家を揺るがす一大事が…。
多感な11歳の長男・ライクが、レスリングを辞めたいという。小学1年生の頃には、母に“メダルを獲ったらお母さんの首にかける”と手紙を送るほど、高いモチベーションでレスリングに向き合ってきたライク。だが、次男と三男もレスリングを始めると状況は一変した。練習に身が入らず、うわの空に。果たして、ライクに一体何があったのか。
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