コロナの影響 試練の日本ラグビー 15人制代表強化委員長が今後の構想語る
2020年04月04日 05:30
ラグビー
「チームによってはグラウンドが使えずジムも閉じているが、W杯メンバーと何人かには、トレーニングプログラムを渡して取り組んでもらっている」。W杯戦士31人に加え、第6節まで消化したトップリーグなどで活躍した約20人をピックアップ。代表未経験者も含まれ、来るべき時に備えているという。
一方で「何も決まっていない」としながらも、ウェールズ、イングランドを迎える「春のテストマッチは、おそらく厳しいだろう。来日しても14日間の隔離になってしまう」と藤井氏。試合を管轄する国際統括団体ワールドラグビー(WR)にも決断の時が迫る。
むしろ藤井氏が懸念するのは、秋のテストマッチも中止に追い込まれることだ。7カ月先とはいえ予断を許さない状況と言える。
そんな中でニュージーランド協会が主導し、次善策を講じる動きがあるという。両国協会からは未発表だが、10月末に日本がニュージーランドを迎えて2年ぶりの対戦を予定。その後の欧州遠征が不可能な場合は、複数回対戦する計画が浮上しているという。「ニュージーランド協会の行動は早いし、収益を得る計画をしている。オーストラリアを加えて3カ国対抗のような形もあり得る」。全ては新型コロナウイルスの状況次第ながら、日本も前向きに検討していく。
おすすめテーマ
2020年04月04日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
IOC 延期五輪の会場確保に自信 追加費用の負担などには後ろ向き
-
マラソン&競歩 東京五輪1年延期でも札幌での実施変わらず
-
元男子マラソン世界記録保持者が逮捕 新型コロナ感染拡大で外出禁止令もクラブで飲酒
-
陸上日本選手権 秋に延期を発表 6月下旬から9月下旬、10月上旬に
-
バドミントン代表HC、契約延長希望 東京五輪開催の1年延期に伴い
-
国内初 ラグビー界でもコロナ感染 三菱重工相模原の選手
-
コロナの影響 試練の日本ラグビー 15人制代表強化委員長が今後の構想語る
-
【羽生結弦の1年 オータム・クラシック】今は4回転半やるために生きている
-
【羽生結弦の1年 スケートカナダ】“自分は羽生結弦なんだ”って言い聞かせながらまた練習したい