【羽生結弦の1年 オータム・クラシック】今は4回転半やるために生きている
2020年04月04日 05:30
フィギュアスケート
![【羽生結弦の1年 オータム・クラシック】今は4回転半やるために生きている](/sports/news/2020/04/04/jpeg/20200403s00079000411000p_view.jpg)
◆オータム・クラッシク(19年9月12日~14日 カナダ・オークビル)
「今は4回転半やるために生きている」
「(北京五輪は)競技生活の延長線上」
「見とけ、世界!」
今シーズン、羽生が選択したプログラムは昨季から引き継いだSP「秋によせて」、フリー「Origin」だった。先人たちへのオマージュであるプログラムを完璧に演じることが最重要課題。準優勝だった19年3月の世界選手権から雌伏経て、実戦の銀盤に立った。
SPでは4回転サルコーで転倒。トリプルアクセル、4回転―3回転の連続トーループは完璧に決めた。フリーは冒頭のループ、サルコーをこらえて着氷。トーループの回転不足を取られ、4回転ジャンプの成功はなかった。演技後は険しい表情の完璧主義者だが、課題はあぶり出された。4度目の優勝となった大会は、有意義な肩慣らしだった。
羽生には果てしない野望がある。前人未到の4回転半ジャンプ成功だ。その試行錯誤の先に、22年北京五輪出場への道も開かれていると明かした。王者の新シーズン、反転攻勢ののろしを上げた。
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