陸上男子短距離の元スーパースター、ウサイン・ボルト氏(33=ジャマイカ)が13日、自身のツイッターを更新し、08年北京五輪で圧勝した写真とともに「ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離の確保)」という言葉を添えて、新型コロナウイルスの感染予防を訴えた。
ボルト氏が投稿したのは北京五輪男子100メートル決勝で世界記録(当時)となる9秒69で優勝した時の写真。2位の選手とは、感染拡大防止に有効とされているソーシャル・ディスタンス=約2メートルの差がついている。SNS上ではスーパースターの気の利いた投稿が話題となり、64万件以上のいいねと11万件を超えるリツイートを記録している。