NBA王者ラプターズのバンブリートが最悪のシナリオを覚悟 シーズン打ち切りに理解を示す

2020年04月23日 09:50

バスケット

NBA王者ラプターズのバンブリートが最悪のシナリオを覚悟 シーズン打ち切りに理解を示す
シーズン打ち切りを受け入れる姿勢を示したラプターズのバンブリート(AP) Photo By スポニチ
 昨季のNBAファイナルで初優勝を飾ったラプターズの先発ガード、フレッド・バンブリート(26)が22日、「シーズンが再開されない事態に備えている。健康面が最優先事項。他の選手もそう考えていると思う」と語り、新型コロナウイルスの感染拡大で3月11日を最後に試合を行っていないNBAの今季がこのまま打ち切りになる“最悪のシナリオ”を受け入れる姿勢を示した。
 同選手はイリノイ州ロックフォードで自宅隔離中。「コロナ感染のリスクがある限り、健康には自信が持てない」と語っており、無観客試合での再開には理解を示しながらも、選手の安全性確保がその前提であることを主張した。

 バンブリートはウィチタ州立大(カンザス州)からドラフト外で2016年にラプターズに入団。4季目の今季は48試合に出場して自己ベストの17・6得点、6・6アシストをマークしていた。

 一方、選手会長を務めるサンダーのクリス・ポール(34)はこの日、「シーズンを再開するには少なくとも3~4週間の準備期間が必要だ」と明言。スポーツ専門局のESPNは「社会的距離を保った状態での11日間の個人トレーニングと14日間のチーム練習」という再開までの“25日プラン”を提言した。いずれにせよ、開幕へのメドが立っても2019~20年シーズンを元の形に戻すまでにかなりの時間がかかることは避けられず、NBA側は難しい判断を迫られそうだ。

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