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40キロの内閣総理大臣杯「自力授与」で話題の官房副長官 舞台裏語る「土俵の上では練習より軽く感じた」

2024年05月26日 20:59

相撲

40キロの内閣総理大臣杯「自力授与」で話題の官房副長官 舞台裏語る「土俵の上では練習より軽く感じた」
幕内優勝した大の里へ内閣総理大臣杯を自力授与する村井英樹官房副長官(右) Photo By 代表撮影
 大相撲夏場所は26日、東京・両国国技館で千秋楽の取組が行われ、新小結・大の里(23=二所ノ関部屋)が関脇・阿炎(30=錣山部屋)に勝って12勝3敗で初優勝を決めた。初土俵から所要7場所で、幕下付け出しでは横綱・輪島の15場所を更新する史上最速優勝。新小結での優勝は1957年夏場所の安念山以来67年ぶりとなった。春場所の尊富士(25=伊勢ケ浜部屋)に続いて2場所連続の“ちょんまげ優勝”で、23歳の大器が横綱、大関陣に休場が相次いだ大混戦の場所を制した。
 大の里の快挙で注目された土俵上の表彰式では、内閣総理大臣杯を村井英樹官房副長官(44)が「自力授与」したと話題になった。

 内閣総理大臣杯は重さが約40キロ。首相や代理が渡す際にはふらついてサポートを受けることが恒例。だが、村井氏は難なく抱え上げるようにして大の里に渡したため、観客からは「おー!」の歓声が上がり、ネット上でも「1人で渡してる。すごい」「細いのに」と驚きの書き込みが目立った。

 村井氏はスポニチ本紙の取材に「八角理事長をはじめ幹部の皆様の前で簡単な練習があり、その様子を見ていた相撲協会の方から“手伝いは必要なさそうですね”と言われました。土俵の上だと集中していたせいか、練習の時より軽く感じました」と話した。

 村井氏は埼玉1区選出で当選4回。経歴は東京大学卒業後、財務省入省。ハーバード大学大学院修了。公式ホームページのプロフィルには身長1メートル76、体重70キロ。趣味は野球、サッカー、バスケ観戦、将棋(3段)と記されている。

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