リーチ感激「夢のよう」 国立に5万6486人 決勝でラグビーリーグワン最多入場記録

2024年05月26日 16:40

ラグビー

リーチ感激「夢のよう」 国立に5万6486人 決勝でラグビーリーグワン最多入場記録
<埼玉・BL東京>前半、TMOの映像を見る(左から)滑川レフェリー、リーチ、坂手(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【ラグビーリーグワン1部プレーオフトーナメント決勝 埼玉―BL東京 ( 2024年5月26日    東京・国立競技場 )】 ラグビーリーグワンの今季王者を決めるプレーオフトーナメント決勝が国立競技場で行われ、1試合最多入場者数のリーグ新記録となる観衆5万6486人が発表された。
 従来の最多記録は昨季決勝(東京ベイ―埼玉)の4万1794人だった。今季は3月16日の1部トヨタ―東京SG(豊田ス)が3万4568人のリーグ戦最多記録をマークしたほか、東京SG―BL東京(味スタ)が3万1953人、横浜―トヨタ(日産ス)が3万1312人を集めていた。

 国立競技場周辺は試合前から両チームのファンでごった返した。試合中は主にスタンドの北東側から埼玉、南西側からBL東京への声援が飛んだが、BL東京のリーチマイケル主将がボールを持って突進する際は、国立全体からおなじみの「リーチ」コールが発生。ハーフタイムにはSNSで話題の会社員パフォーマンスチーム「チアリーマンズ」がスーツ姿でチアリーディングパフォーマンスを披露し、拍手を浴びた。

 試合は2季ぶりの優勝を狙う埼玉が2本のPGで6―0と先行したが、初優勝を目指すBL東京がWTBジョネ・ナイカブラのトライなどで10―6と逆転して前半を折り返した。埼玉は後半開始でFW第1列を入れ替え。今季限りでの引退を表明しているフッカー堀江翔太の名前がコールされると、大歓声が沸き起こった。BL東京は後半にナイカブラの2つめのトライで17―6としたものの、埼玉は後半30分までに2トライを決めて20―17と再逆転に成功。BL東京は後半34分にWTB森勇登のトライで24―20と再びリードして逃げ切った。リーチは5万人を超える観衆について問われ「日本の決勝でこれだけ集まって夢のようでした」と感激気味に話した。

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