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琴桜 異例の大混戦場所引っ張るも“準優勝”「勝って締められて良かったですけど、悔しいですね」

2024年05月26日 19:17

相撲

琴桜 異例の大混戦場所引っ張るも“準優勝”「勝って締められて良かったですけど、悔しいですね」
<夏場所千秋楽>豊昇龍(右)を小手投げで破る琴桜(撮影・久冨木 修)  Photo By スポニチ
 大相撲夏場所は26日、東京・両国国技館で千秋楽の取組が行われ、大関の琴桜(26=佐渡ケ嶽部屋)は結びの一番で大関・豊昇龍(25=立浪部屋)を小手投げで破り11勝4敗で15日間の戦いを終えた。
 優勝の可能性を信じ、結び前の大一番を見守ったが、大の里(23=二所ノ関部屋)が阿炎を押し出しで破り優勝。23歳の初賜杯に沸く館内で、今場所を引っ張って来た琴桜は豊昇龍を下し、大栄翔と並び“準優勝”を決めた。

 結びの一番を振り返った琴桜は「勝って締められて良かったですけど、悔しいですね」と素直な心境を吐露。そして「まず目の前の一番に勝たないと意味なかったので、結果は結果で受け入れて来場所に向けて稽古に励むしかない」と必死に前を向いた。

 大混戦場所を制したのは新小結・大の里。関脇・阿炎を気迫で押し出し12勝3敗で初優勝を決めた。初土俵から所要7場所で、幕下付け出しでは横綱・輪島の15場所を更新する史上最速優勝。新小結での優勝は1957年夏場所の安念山以来67年ぶりとなった。春場所の尊富士(25=伊勢ケ浜部屋)に続いて2場所連続の“ちょんまげ優勝”で23歳の大器が横綱、大関陣に休場が相次いだ大混戦の場所を制した。

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