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【リーグワン】V逃した埼玉主将・坂手 引退の堀江に「勝ってワンモアイヤーと言いたかった…」

2024年05月26日 17:49

ラグビー

【リーグワン】V逃した埼玉主将・坂手 引退の堀江に「勝ってワンモアイヤーと言いたかった…」
<リーグワン決勝 埼玉・BL東京>試合後、声援に応え場内を一周する堀江(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【ラグビーリーグワン1部プレーオフトーナメント決勝 BL東京 24―20 埼玉 ( 2024年5月26日    東京・国立競技場 )】 レギュラーシーズン1位の埼玉は同2位のBL東京に20―24で競り負け、2季ぶりの王座奪冠はならなかった。今季限りで引退するフッカー堀江翔太(38)は後半開始から出場。過去最多5万6486人が詰めかけた国立で有終の美を飾ることはできなかった。
 試合後の共同会見でフッカー坂手淳史主将(30)は堀江について問われ、「勝って、ワンモアイヤー(あともう1年)と言いたかった。だけど堀江さんの意思も固いので」と苦笑いした。この日は坂手が先発し、後半開始から”ラスボス"堀江と交代。試合後は「ナイスゲーム」とお互いに言い合い、「またチームをつくっていかなアカンな」と話したと明かした。

 同じポジションの先輩としてスキルはもちろん、メンタル面や経験の伝えた方からも多く学んだという。「チームに必要なタイミングで経験を伝えてくれる」と感謝を口にし、「引退してもチームに関わってくれると思う。ひとまずはおつかれさま、ここからもお願いしますと言いたい」と話した。

 また、イエローカードやトライの可否など、試合の流れを左右することが多かったTMO(テレビジョンマッチオフィシャル)については「どういう判断をするかはその日のレフェリーによって変わってくる。ここで批判しても仕方がないし、映像を見てしっかり受け止めたい」とした。独走トライになりそうだった相手のジャージーの首元を敗後からつかんで倒したWTBマリカ・コロインベテ(31)がイエローカードとなった判定に関しては「(レフェリーから)イエローは確実だが、(トライラインまで)距離があったのでペナルティートライにはしないと言われた。あれは妥当。首に入って、後ろからつかんでいたので」と納得したことを説明した。また、TMOで堀江のパスがスローフォワードと判定され、逆転トライが幻となったラストプレーには「みんな自信を持ってプレーしていた。自分たちのプレーは間違えていなかったと思う」と語った。

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