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【Bリーグ】下克上続ける広島ミリング監督「毎試合驚かされている」CS決勝第2戦

2024年05月26日 18:06

バスケット

【Bリーグ】下克上続ける広島ミリング監督「毎試合驚かされている」CS決勝第2戦
広島のミリング監督、中村、エバンス(左から) Photo By スポニチ
 【Bリーグ・チャンピオンシップ決勝第2戦 ( 2024年5月26日    横浜アリーナ )】 チャンピオンシップ(CS)決勝(2戦先勝方式)第2戦が行われ、広島(ワイルドカード)が琉球(西地区2位)を72―63で下し1勝1敗とし初優勝に逆王手を掛けた。第3戦は28日に行われる。
 試合後、ミリング監督は「タフなバトルだった。昨日の後半のようなリズムを前半から出すことができた。40分間自信を持ってプレーできた」と満足そうに話した。

 25日の第1戦を62―74で落とした広島は巻き返しを期してこの一戦に臨んだ。初戦の後半、大型選手を投入してインサイドで優位に立った経験からミリング監督は、2メートルを超えるブラックシアージュニア、エバンス、河田を先発起用。ハードな守備で相手の攻撃を寸断し、攻撃でもゴール下を制圧した。48―47の1点差で入った第4クオーターは、中と外でバランス良く攻めてリードを広げた。

 チーム最多の16得点を挙げたエバンスは「昨日はコート上の5人がずっと立っている状況があったし、チーム全員の攻撃が停滞する時間があったが、今日はパスが良く回ったし、チームの攻撃が効いていた」と初戦の課題を修正できたことを勝因に挙げた。
 レギュラーシーズンは西地区3位。3月にポイントガード寺嶋が右膝負傷で離脱するアクシデントに見舞われながら、ワイルドカードでCSに進出。準々決勝で三遠(中地区)、準決勝で名古屋D(西地区)と地区王者を破る「下克上」を起こし初の決勝に進んだ。

 ミリング監督は「寺嶋がケガをした時“広島は難しい”と声が上がったが、CSに出場し中地区、西地区の王者を倒した。琉球さんにも互角の戦いをしている。選手たちに毎試合毎試合驚かされている。第3戦でも自分たちの力を証明したい」と自信をにじませた。

 寺嶋離脱後、主力の司令塔を務める中村は13得点3アシストで勝利に貢献。「CS前に良さん(寺嶋)から“頼んだぞ”とメッセージをもらった。良さんのために頑張らないといけないと思っていた。僕の100%のパフォーマンスをすることに集中してきた。火曜日(第3戦)もその気持ちを強く持ってやりたい」と第3戦を見据えた。

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