サントリーレディスも中止 開幕から15戦連続 渋野「今は我慢をする時だと」

2020年05月08日 14:24

ゴルフ

サントリーレディスも中止 開幕から15戦連続 渋野「今は我慢をする時だと」
渋野日向子 Photo By スポニチ
 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)などは8日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、6月11日に開幕予定だった宮里藍サントリー・レディース(兵庫・六甲国際CC)の中止を発表した。
 国内女子ツアーは開幕戦のダイキン・オーキッド・レディースから15大会連続で中止。今年2月にサントリーと所属契約を結んだ渋野日向子(21)は大会事務局を通じて以下のコメントを発表した。

 「まず初めに開催に向けてご準備頂いた大会関係者の皆様、ギリギリまで開催に向けてご尽力頂きありがとうございました。そして、開催を心待ちにして頂いていたファンの皆様、会場でお会いする事が出来ずとても残念に思います。地元の方々や選手・関係者の安心と安全を守る結果の決断だと感じております。サントリー所属プロとして、初めて臨む大会が中止になった事はとても残念ですが皆様と笑顔で会えるように今は我慢をする時だと感じています。たくさんの人達がコロナウイルスの影響をいち早く収束させる為に、今も懸命に戦ってくれています。今は私に出来る事をしっかりとして、開催に向けて調整を続けていきます。1日でも早く皆様に会えることを楽しみにしております」

 同ツアーは、6月19日開幕のニチレイ・レディース(千葉・袖ケ浦CC新袖C)、同25日開幕のアース・モンダミン・カップ(千葉・カメリアヒルズCC)と続くが、開催には不透明な状況だ。

 ▼大会アンバサダー宮里藍さん 
今年のサントリーレディスオープンが中止になった事を受け、アンバサダーとしてはもちろん個人的にも非常に複雑な気持ちになりましたが、世界的に厳しい現状の中で私が発信出来る事は何かを日々考えています。
 まずは、六甲国際ゴルフ倶楽部の皆様や運営の皆様、そして選手の皆さんの無事をお祈りいたします。また私自身も、しっかりと予防をした上でこの機会にアンバサダーとして多くのことを学び、これからのサントリーレディスオープンに向けて新しいアイデアを一つでも多く出して行きたいと思っています。
 今年からサントリー所属となった渋野選手をはじめ、選手の皆さんも前例がない中で、日々不安を抱えながら準備をしていくという難しい状況だと思います。またゴルフファンの皆様の中には、「選手のプレーをコースで見たい!」という声を私に直接届けてくださる方もいらっしゃいます。この先まだ見通しが立ちにくい状況だと思いますが、まずはこの状況を皆様とともに乗り越え、スポーツの素晴らしさを改めて共有出来るときには、サントリーレディスオープンで選手の皆さんやゴルフファンの皆様に心から楽しんで頂けるよう、アンバサダーとしてしっかりと準備して行きたいと思います!

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