東京五輪の開催可否判断 今年10月が“重要な時期” IOCコーツ委員長が見通し明かす
2020年05月23日 05:30
五輪
一方で「10月までにウイルスの封じ込めができても、根絶の兆しがなければ対応に取り組み始める」と発言。検討が必要な課題として(1)選手村の隔離(2)選手の検疫(3)会場の入場制限(4)取材現場と選手の分離を挙げた。「来年開催される前提で、さまざまなシナリオを用意する。これまでと全く異なる大会になるかも」と感染症対策が開催形態に影響を及ぼす可能性を指摘した。
また、延期決定が日本で感染が広がった後の3月下旬と遅れたことに今年最大の後悔だったと告白。状況を厳しく見守りながら開催可否の判断に備える。
大会組織委員会はコーツ氏の発言に「そのような話はない」と否定したが、国内の大会関係者の間では感染状況を踏まえ「年明けごろ」には開催可否を判断する必要があるとの見方も出始めている。
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