今夏のインターハイ中止を受け、男子マラソン日本記録保持者の大迫傑(29=ナイキ)ら陸上トップ選手が12日、オンラインイベントを開催し、秋に予定されているインターハイ代替試合の“予選会”を行うプランを明かした。イベントには大迫のほか、男子短距離の桐生祥秀(24=日本生命)と女子100メートル障害日本記録保持者の寺田明日香(30=パソナグループ)が参加。大迫は「高校生が参加標準記録を突破するための大会をやってあげてもいい」と提案した。
高校生支援を目的に選手が立ち上げた「日本生命 高校陸上ウィズ・アスリーツ・プロジェクト」の第1弾として実施。桐生は「何事もポジティブに考えれば可能性は増える」と後輩たちにエールを送った。