相撲協会は5月下旬から実施した新型コロナウイルスの抗体検査の結果を公表し、感染者が出た高田川部屋を除く44部屋の協会員891人のうち、抗体陽性者は5人(0.56%)だった。
5人中4人がPCR検査を受け、全員が陰性。1人は現時点で治癒しているとみなされた。検査実施日から3日以内に発熱などの症状があった協会員にもPCR検査を実施したが全て陰性。八角理事長(元横綱・北勝海)は「7月場所後にも抗体検査を実施し、協会員の健康管理・感染防止を徹底する所存」とコメントした。
なお、7月場所開催は13日の臨時理事会で正式決定する。