元スコットランド主将・レイドローがNTTコム加入 欧州出身では過去最大級、TLにまた大物
2020年07月07日 05:30
ラグビー
10年にTL初昇格したNTTコムは近年、南アフリカ代表フッカーのマルコム・マークスら大物外国出身選手の獲得に積極的で、18年4月には千葉県浦安市に総工費数十億円をかけて練習拠点が完成。過去最高成績は16、18年の5位で、上位進出へこの上ない補強となる。レイドローもチームを通じ「自分の今までの経験や学んだことをチームに還元するのはもちろん、この素晴らしい国のラグビーカルチャーを学び、さまざまな体験ができればと思います」と来日を心待ちにした。
NTTコムは併せて、元オーストラリア代表フランカーのリアム・ギル(28)、ニュージーランド出身フッカーのアナル・ランギ(31)の加入も発表。後日、入団会見を開く予定としている。
◆グレイグ・レイドロー 1985年10月12日生まれ、英エディンバラ出身の34歳。07年に地元クラブのエディンバラでプロキャリアをスタートし、今季まで仏クレルモンに所属。10年11月のニュージーランド戦でスコットランド代表デビューし、通算76キャップ。主将として出場した39試合は同国代表最多、通算714得点は同2位。17年には全英愛ライオンズにも選出された。ポジションはスクラムハーフ。1メートル76、80キロ。おじのロイも元同国代表SH。