小関也朱篤 半年ぶりレース「レベルが低い」五輪延期に複雑心境

2020年08月29日 18:15

競泳

 【東京都特別水泳大会第1日 ( 2020年8月29日    東京辰巳国際水泳場 )】 男子100メートル平泳ぎで小関也朱篤(28=ミキハウス)が約半年ぶりのレースに臨み、組4着の1分1秒29だった。
 試合後にオンラインで取材に応じた小関は「レース独特の雰囲気を久しぶりに味わうことができた」と振り返ったが、自身が持つ日本記録から約2・5秒遅れるタイムには「あまりにもレベルが低い。明らかにパワー不足だった」と唇をかんだ。

 五輪延期に対しては今も複雑な思いがある。「もちろんショックだったし、喪失感があったし、今もなくはない。さすがに4年に一度のサイクルは崩さないのかなと思っていて、あまりにもイレギュラーなので…」。これまでは自国開催の五輪へ並々ならぬ覚悟を口にしていただけに、「(延期前までの気持ちに)まだ追いついていない」と率直な心境を吐露した。

 コロナの影響により来夏の開催はいまだ不透明で、小関自身も「正直言ってしまえばやるかどうか分からないじゃなですか」という。それでも最後は「でも僕らは準備するしかないので。焦ってもしょうがない。この大会が終わって気持ち新たに頑張りたいです」と前を向いた。

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