71年ぶりの逆転劇 ティエム、4大大会初の頂点に「夢を実現した」

2020年09月15日 05:30

テニス

71年ぶりの逆転劇 ティエム、4大大会初の頂点に「夢を実現した」
男子シングルス決勝、ズべレフ(右)を破り優勝したティエム(AP) Photo By AP
 【テニス全米オープン最終日 男子シングルス決勝 ( 2020年9月13日    ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )】 男子シングルス決勝はドミニク・ティエム(オーストリア)がアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に逆転勝ちし、4大大会を初制覇した。
 27歳のティエムが4度目の4大大会決勝で初めて勝ち、頂点に立った。先行を許しながら粘り強く逆襲。決勝で第1、第2セットを落としてからの逆転勝ちは71年ぶりで、最終セットのタイブレーク決着は史上初という死闘を制し「長年求めてきた人生のゴール、夢を実現した」と息をついた。全仏オープンはナダルとジョコビッチの難敵が待ち受けるが「リラックスして臨めれば」と初Vを自信に変える。

 ▼A・ズベレフ まだ23歳だ。いつかはグランドスラムで優勝できると思う。(2セット連取からの逆転負け)

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