えくぼが魅力のやり投げ・北口 チャーミングに大会新記録でV 日本選手権へ上々の仕上がり

2020年09月20日 05:30

陸上

えくぼが魅力のやり投げ・北口 チャーミングに大会新記録でV 日本選手権へ上々の仕上がり
女子やり投げ決勝で63メートル45の大会新記録で優勝した北口 Photo By スポニチ
 【全日本実業団対抗選手権第2日 ( 2020年9月19日    熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 )】 やり投げの女子は日本記録保持者の北口榛花(JAL)が63メートル45の大会新記録で制し女子やり投げは北口榛花(22=JAL)が63メートル45の大会新記録で初優勝した。新しい助走で初の60メートル台を出し、メダルを目指す来年の東京五輪へ弾みが付いた。
 北口がチャーミングに勝利した。女子100メートルのスタートと重なった5投目。シーンとする中で大会記録の62メートル88を出し、思わず「よしっ」の声。「そしたらすごく響いて」。

 雑音になったかもしれないと心配し、好記録の喜びに浸らず、走り終えた選手の近くへ行ってペコリ。愛らしい一面をのぞかせた後、最終6投目で63メートル45を叩き出した。

 「5、6投目はいい投てき。次の日本選手権は最初から投げられるようにしたい」

 かぶとの緒を締めた日本記録保持者(66メートル00)は、東京五輪のメダルを目指して助走の高速化に取り組む。8月の初戦は足が合わずに60メートル台に届かなかったが、今季2戦目で修正をした。「助走スピードは確実に速くなっていると思う」と手応え十分。記録を塗り替える準備はできた。

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