北口榛花、風に悩まされて3位「最終的に訳が分からなくなった」

2020年10月24日 14:08

陸上

北口榛花、風に悩まされて3位「最終的に訳が分からなくなった」
<木南道孝記念陸上 女子やり投げ>58メートル36で3位に終わった北口榛花(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【陸上・木南道孝記念 ( 2020年10月24日    大阪市・ヤンマースタジアム長居 )】 女子やり投げの日本記録保持者、北口榛花(22=JAL)は54メートル45と低迷して3位だった。コロナ禍の今季、チェコ人のセケラックコーチとの対面指導が叶わなかった。微妙な感覚のズレの修正が難しかった。普段の練習から投てきに自信を持てないまま迎えたこの日は、強風に悩まされ「最終的に訳が分からなくなった」と、納得いく投てきが1本もできなかった。
 試合の疲労が残り、「練習で全力で投げられなかった」という点も不完全燃焼の要因になった。

 今季はこれで終了。9月の全日本実業団で63メートル45の好記録を出したものの、終盤2戦は低空飛行だった。年内のチェコへの渡航計画は流れただけに、一刻も早いコーチとの再会を望んでいた。

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