左足首負傷の正代 大関初黒星に八角理事長は「ケガしようが何しようが情けない顔をしては駄目」

2020年11月11日 20:13

相撲

左足首負傷の正代 大関初黒星に八角理事長は「ケガしようが何しようが情けない顔をしては駄目」
<11月場所4日目>大栄翔に突き出しで敗れる正代(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【大相撲11月場所4日目 ( 2020年11月11日    両国国技館 )】 正代が大栄翔に突き出され、大関初黒星を喫した。
 立ち合いの当たりは悪くなかったが、相手ののど輪で体が伸びたところをそのまま一方的に突き出された。

 前日の高安戦で左足首を負傷。この日はテーピングをしっかり施して土俵に上がった。ただ、いつものような土俵際の粘りもなく、あっさりと土俵を割った。土俵下に落ちた後も足首を気にする様子を見せ、状態は周囲の想像以上に悪そうだ。

 足をかばって取っているような正代の相撲について、八角理事長(元横綱・北勝海)は「見ての通りだね」と話した。

 5日目は、大栄翔と同じように馬力のある阿武咲が相手。下半身に不安がある状態で、押し相撲の力士が続くのは厳しい面もあるが、八角理事長は「強気でいくしかない。気持ちで負けていては駄目。番付が大関、横綱になってきたら、気持ちですよ。ケガしようが、何しようが出る以上は情けない顔をしちゃ駄目ですよ」と指摘していた。

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