元セルティクスのトミー・ハインソン氏死去 86歳 名選手&名監督&名解説者のレジェンド
2020年11月11日 08:39
バスケット
現役生活は9シーズンで654試合に出場して18・6得点、8・8リバウンド。球宴には6回選出された。現役時代はすべてファイナルに進出。9回のうち8回で優勝を飾った。このうち4回はチームの得点リーダー。引退してから3年後には監督として復帰。9シーズンで427勝(チーム歴代2位)263敗という成績を残し、1974年と76年にはファイナルを制覇した。
68勝(14敗)だった1973年には最優秀監督に選出され、1986年に選手として、2015年には監督として殿堂入りを果たしていた。選手と監督の両方で殿堂入りを果たしたのは同氏を含めて現在に至るまで4人(レニー・ウィルケンス、ビル・シャーマン、ジョン・ウッデン)だけ。監督を離れたあとは1981年から実況アナと解説者を務め、セルティクスがファイナルで優勝した17回(レイカーズと並ぶ歴代最多)すべてで“現場”に立ち会ったただ1人の人物となった。
長年にわたって放送席でコンビを組んでいた実況アナのマイク・ゴーマン氏(74)は「2800試合ほど放送席で一緒に座っていました。すべての瞬間が特別なもの。“トミー&マイク”のマイクであったことが、私の人生の宝物です」とコメント。セルティクス側は「トミー・ハインソンのいないセルティクスを想像するのはとても難しい。トミーのいないセルティクスを知っているファンはもはやいません。17回の優勝すべてに積極的に関わったのは彼1人でした」という追悼の声明を発表した。
おすすめテーマ
2020年11月11日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
内村航平、批判覚悟の発信 他のアスリートは続けるか
-
元セルティクスのトミー・ハインソン氏死去 86歳 名選手&名監督&名解説者のレジェンド
-
正代、3連勝も左足ひねり…ピンチ「明日にならないと分からない」
-
朝乃山、初休場 初日に右肩痛め全治4週間「しっかり治す努力するしかない」
-
貴景勝、大関として初の初日から3連勝「集中していきたい」
-
豊昇龍3連勝 おじ・朝青龍譲りの豪快さ体現「この気持ちで最後までいきたい」
-
八角部屋コンビ 隠岐の海&北勝富士 仲良く3連勝!
-
【玉ノ井親方 視点】土俵際で逆転勝ち…貴景勝、立ち合い鋭さ磨けば安定
-
スケボー女子・四十住“虎の穴”完成に「120点!本当に良い環境」
-
バスケ女子代表候補合宿 東京五輪新種目「3人制」に戸惑い
-
伊藤美誠、準決勝負けも3決で子供扱い「私らしいプレーやっとできた」
-
競泳国際リーグ 長谷川涼香、女子200mバタフライで4戦連続1位
-
“リオ金”高橋礼華さんが語る バドミントン日本代表・女子ダブルスの過去、現在、未来
-
“闘う看護師”バレーボーラー・米村尊 コロナ禍でもコートと命を“守る”!
-
マラソン女子代表・一山麻緒 強さの秘密は“黄金色に輝く筋肉”にあり
-
男子テニス・内山靖崇 コロナ禍の逆境から目指す「世界TOP100」