IOCバッハ会長15日に来日 組織委員会「東京の気運を盛り上げたいと考えているのでは」

2020年11月12日 13:31

五輪

IOCバッハ会長15日に来日 組織委員会「東京の気運を盛り上げたいと考えているのでは」
IOCのバッハ会長(AP) Photo By AP
 国際オリンピック委員会(IOC)は11日、トーマス・バッハ会長が15日に来日すると発表した。新型コロナウイルスによる東京五輪・パラリンピックの来夏への延期決定後、IOC会長の来日は初。滞在中は菅義偉首相や東京都の小池百合子知事との会談が見込まれるほか、選手村や国立競技場などを視察する予定で、同日のIOC理事会後に会見した同会長は「(東京五輪の)中止は議論しない」と明言した。
 バッハ会長の来日正式決定を受け、大会組織委員会の武藤敏郎事務総長は「大変重要な意味を持っていると思う。会長自身も東京に行くことによって、東京の気運を盛り上げられるのでは、盛り上げたいと考えているのではないか」とコメント。これまで国や東京都とともにコロナ対策について議論を積み重ねており、「その状況も報告して、開催へ向けてさらにIOC、組織委員会、国などと協調していこうという、大きな方向性が出されることは間違いないと思う。バッハさんも会見でそういう趣旨のことを言われるのではないか」と話した。

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