小平 500Mで5年ぶり負けた「まだ8割で勝ち切れない実力ということ」
2020年11月14日 05:30
スピードスケート
「カーブの入り口あたりから原因があると思っている。刃が抜けたのか、靴が氷をすったのか、氷に溝があったのか…。左足が2回とも空振りのような感じになった。転ばなくてよかった」
今大会前は男子のトップスピードについていく練習を積んだ。好調を実感していただけに「大きな失敗をしてしまって残念」と話した。19年2月の世界距離別選手権で500メートルの国内外連勝が37でストップ。今年2月の世界選手権スプリント部門でも高木美に敗れ、かつての圧倒的な強さは見られない。「国内で8割でも勝てる実力が、五輪の頂点を目指す上では大事。まだ8割で勝ち切れない実力ということ」。高みを知る女王は現状を自己分析した。
<女子3000メートル>全日本距離別選手権は1000メートルと1500メートルの2冠だった高木美が、今季初出場の種目を制した。1周目のオーバーペースがたたり「及第点まではいかない」と言いながらも、第1組で滑った押切のタイムに「気持ちが入る部分があった」という。押切は2年ぶりに現役復帰した距離別選手権で優勝しており、「国内で競い合えるのは凄い。(コロナで)制限がある中でレベルの高いレースができるのは、これからに生きてくる」と喜んだ。
<男子500メートル>日本記録保持者の新浜は35秒77で16位と惨敗した。前日練習で転倒したそうで「左でん部と左足の反応が悪かった。ダッシュを1本入れたら腰まで響いた」と、最終コーナーではふらつくシーンも。「今日に関してはプラスに考えられるところは1個もなかった」と話し、第2日以降の出場も様子見と明かした。
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